Rakuten Tech Meetup #2 開催の裏側1 — 登壇者との出会い

2019/7/4(木)Rakuten Tech Meetup #2は、「データで切り拓くソフトウェア品質の未来」をテーマに、アジャイルやDevOps界隈で著名な方々に語って頂きます。

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登壇者のラインナップが凄すぎて、「どうやってこれだけの人を集めたんだ?」とたくさんの方に聞かれました。
どうやって人を集めるかは主催者の私がかつてたくさんの人を巻き込むことに成功したブルドーザーストーリーをここにまとめております。

人事がDevOps研修を作っちゃった話〜恐れ知らずのブルドーザー改革〜 from Ayana Yoshida

私は色んな方々とコラボレーションするのが大好きなのですが、今回改めて思ったのは、

”出会いを大切にしていると、再会してまた面白いことができる”

ということでした。実は今回のメンバーのほとんどは、以前にもご一緒させて頂いたご縁のある方々ばかり。当時一緒に感じたやりがいが忘れられず、また一緒にやらせて頂きたいと思いお誘いしたところ、皆様快く引き受けて下さいました。

本ミートアップのプログラムを一緒に考えてくれた楽天の荻野恒太郎さん(以下、荻野さん)は、私がエンジニア研修担当だった時に、一緒に研修プログラムを企画開発してくれたブルドーザーストーリー(上のスライド)の相方です。その時築いた絶対的な信頼関係で、今回もプログラムを一緒に考えることをお願いしました。共同登壇者である楽天の内藤史郎さんも、そのプログラムでテスト自動化の研修を一緒に作ってくれたトレーナーの一人です。

実は荻野さんとは、さらにその2年前にも一緒に働く機会がありました。それは新人エンジニア向けの研修の時でした。実際の社内プロダクトを先輩のアドバイスをもらいながら2週間でリリースするという研修で、新人エンジニアは会社での仕事の進め方を本物のプロダクトを開発しながら学ぶことができるという素晴らしい研修でした。企画者は元楽天の川口恭伸さん(以下、川口さん)。川口さんはそれをきっかけに仲良くなり、私をRakuten Technology Conferenceのスタッフに誘ってくれた方でもあります。そしてその時社内プロダクトを研修用に提供してくれたのが荻野さん。そしてそしてなんと、その時インストラクターとしてスクラムの基本的な考えを新人エンジニアに教えてくれたのが、今回の登壇者である、アトラクタの原田騎郎さん(以下、騎郎さん)と吉羽龍太郎さん(以下、Ryuzeeさん)でした。エンジニアのことを何もわかっていなかった当時の私に、スクラムの基本からエンジニアとの関わり方、研修において大事なことなどを教えて頂きました。その結果、研修の内容も素晴らしいものとなり、私自身とてもやりがいのある楽しい研修で、打ち上げのお寿司がまた格別に美味しかったのを覚えています。

今回、あの時のメンバーが改めて集結し、外部向けにミートアップを開催できるのがとても嬉しいです。騎郎さんには楽天の山木隆寛さんと、Ryuzeeさんにはデンソーの島津直道さんと、それぞれデータを用いた開発改善事例を話して頂けるのも、また関わる人が増えてとても楽しみです。

そして名古屋大学の森崎修司先生(以下、森崎先生)は、荻野さんから何度も話を伺っていた先生で、いつかお会いしたいと思っていた方です。荻野さんが初めてソフトウェアシンポジウムで発表し受賞した際、ご自身の執筆の参考にいくつも繰り返し読んだ論文が、森崎先生の論文だったそうです。その発表後には森崎先生が楽天まで荻野さんに会いに来てくださり、「これからは自分の考えをもっと世の中に発信していかないとね。」と助言をして下さったことをきっかけに、荻野さんはブログ等での発信も増えていったそうです。いい話。そんな出会いがあったからこそ、今回のご登壇依頼もご快諾頂けました。

森崎先生が荻野さんに助言したように、荻野さんも私に対して社外に発信していくことを提案してくれました。その結果が上のブルドーザーストーリーのプレゼンだったり、今回のこの記事だったり、描いたらどんどん拡散してくれる絵だったりします。今回も荻野さんのご提案により、このミートアップのためのバリューストリーミングマップを描きました。

"出会いを大切にしていると、再会してまた面白いことができる"

出会いから生まれた言葉や経験や思いを大切にしてここまで来た私達だからこそ、実現できたコラボレーションだと思っております。

Rakuten Tech Meetup #2「データで切り拓くソフトウェア品質の未来」
みなさん、是非ご参加下さい!

(RTC主催) Rakuten Tech Meetup #2 データで切り拓くソフトウェア品質の未来

もっと楽天TECHの魅力を伝えたい楽天テクノロジーカンファレンス(RTC)のスタッフが、Tech Meetupを開催します。初回テーマ事業に響くデータとAIに引き続き、今回はまた別のトピックをデータという切り口で提案します。 題して、データで切り拓くソフトウェア品質の未来


次回の記事ではラウンドテーブルについて語ります。

(文:吉田 彩奈)

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