RTC2019 トークセッション紹介その2

今回は Data / AI セッションの特集です。

Fight back against Endless Phishing and Fake site

~フィッシングサイト、フェイクサイトとの終わりなき戦い

KILHO SHIN 様 - Computer Centre, Gakushuin University
PhD. Processor
スピーカー情報リンク: https://tech.rakuten.co.jp/speakers/kilho-shin/


TAKAHIRO ONOさん - Rakuten-CERT
TopGun Security Engineer
スピーカー情報リンク: https://tech.rakuten.co.jp/speakers/takahiro-ono/

Shin 様は代数幾何学を専攻して東京大学大学院を卒業。 その後、富士ゼロックスの企業研究センターに勤務し、公開鍵暗号の研究に従事。
兵庫県立大学で教授として勤務しまして現職。 現在は主に機械学習と情報セキュリティへの応用の研究に取り組んでいます。
Ono さんは 広告システムのWebアプリケーションエンジニアとして楽天に入社後、Cyber Security Defense Department に異動し
楽天全体のサービスの無数のログ分析からサイバー攻撃を発見する反サイバー犯罪スペシャリストとして活躍。
現在は楽天-CERTのTopGunセキュリティエンジニアとして楽天全体のシステムのセキュリティ向上に努めています。
このセッションでは、Shin様と楽天が共同でMachine Learningを使用して偽サイト・フィッシングサイト検出に関する研究についてと、楽天をターゲットとしたフィッシングの事例とその対処方法についてもお話頂きます。

Spoofing Email Threat and Countermeasures (Sender Authentication Technologies)

~なりすましメールの脅威とその対処方法 (送信者認証技術)~

KITAGAWA NAOYA様 - Tokyo University of Agriculture and Technology
Assistant Professor
スピーカー情報リンク: https://tech.rakuten.co.jp/speakers/naoya-kitagawa/

Kitagawa 様は2014年、名古屋大で情報科学の博士号を取得し、2014年10月から東京農工大学工学部の助教授を務めています。
電子メールセキュリティ分野に精通しており、論文、記事、プレゼンテーションなどの発表を通じ、なりすましの電子メールに対抗するのに効果的な認証技術の普及に大きく貢献しています。
なりすましメールは、先ほどの紹介したフィッシングサイトやウイルス感染の入り口として悪用されています。
なりすましの電子メールはとても見分けがしく、アカウントの乗っ取りやウイルス感染による金銭要求などの損害が発生しています。
お客様が安心してサービスを利用できるように、これらの脅威に対する対策の需要が高まっています。
このセッションでは、なりすましメールの最新の状況と傾向をお話頂き、その対策として送信者認証技術DMARC、SPF、DKIMについてもお話して頂く予定です。

Rakuten Pay - Mobile Payment Service of choice

~楽天ペイ – モバイル決済選択の決め手 ~

SHIONO TAKAOさん - FinTech Group Company, Rakuten, Inc.
Company CTO,
スピーカー情報リンク: https://tech.rakuten.co.jp/speakers/takao-shiono/


ADVAITA PANDYAさん - Rakuten Payment, Inc.
iOS Developer
スピーカー情報リンク: https://tech.rakuten.co.jp/speakers/advaita-pandya/


JOZEF TOMEKさん - Rakuten Payment, Inc.
Applications Engineer
スピーカー情報リンク: https://tech.rakuten.co.jp/speakers/jozef-tomek/

Shiono さんは 2004年に楽天に入社し。EC Company(ディレクター)、Stylelife(ディレクター)、NetsPartners(ディレクター)、Hunglead(ディレクター)、楽天中国開発センター(ディレクター)を歴任
その後2016年からFinTech CompanyのCTOを務めています。
Advaitaさんは楽天ペイの黎明期から楽天ペイのiOSエンジニアとして、JozefさんはBackend Application エンジニアとしてその楽天Payの成長と挑戦を経験し、今現在も楽天PayがNo.1
モバイル決済であり続けることに尽力しています。 なんとこのブログの執筆者も楽天ペイメント社所属のエンジニア!
楽天ペイメントからテックリーダーのShionoさん、優秀なリードエンジニアの AdvaitaさんとJozefさんが登壇します。
楽天Payは、日本のモバイル決済業界のリーダーの1つとして多くのサービスを提供しています。
このセッションでは、楽天Payのモバイルアプリについて説明し、
さまざまな決済ツールをサポートし、すべての決済プラットフォームを1つに統合する方法についてお話します。
さらに、バックエンドアーキテクチャ、決済速度とセキュリティのバランスをとりつつ、大手コンビニ等の巨大チェーンストアから地元のお店などのあらゆる種類の楽天Payの加盟店、ユーザーに高速かつ安全なモバイル決済を提供する方法についてもお話頂きます。

以上、トークセッション紹介になります。いかかでしたか?
もう楽天テクノロジーカンファレンスまで待ちきれなくなったあなた!
まだまだセッション情報を公式webサイトで公開しますので Keep watching !
まだ参加登録していないあなたは↓のリンクでご登録を。

Rakuten Technology Conference 2019

The 13th annual Rakuten Technology Conference will be back with the theme “Leaders for the Future,” inviting more than 1000 engineers from internal and external. Rakuten tech leaders will organize each session. If you are excited about the latest technology trends and the future, this is a must-attend conference of the year!


(文責 Kenta Yokota)