「楽天ジャングル+ライトニングトークス」はエンジニアが自身の開発したアプリケーションをライトニングトークス形式で紹介するステージ。集まった発表者は楽天のエンジニアをはじめ、Web企業のエンジニアやクリエイター、学生、文芸家等、多種多様な面々。笑いあり涙ありの発表が20組ぶっ通しで続くという、楽天テクノロジーカンファレンスでは初めての試み。WEBアプリだけでなく、iPhoneアプリや自作デバイスなど、様々な興味深いアイディアが次々発表され、立ち見がでるほどの大盛況のセッションとなった。
最後には、当日飛び入り参加したよしおかひろたかが自身の主催するカーネル読書会に、Linuxの生みの親であるLinus氏を招聘するまでのストーリーを話した。勉強会のメンバーへの感謝の言葉を述べると会場からは大きな拍手が沸き起こった。
今回のイベントでは、会場内にデモブースを設置。ライトニングトークで発表したエンジニアが自身のアプリケーションを紹介する場を設けた。アプリケーションを体験できるだけでなく、開発者と直接意見を交換できるため、来場者にとっても開発者にとっても有意義な場となったようだ。
特に注目を集めたのが、自作バーコードリーダーを搭載した携帯型デバイスを使って楽天市場で買い物ができる「楽天 買い物かごデバイス」である。その斬新な買い物のスタイルは、インターネットショッピングの未来を感じさせるものだった。他にもブログをビジュアル化したサービス「Blogopolis」、WiiコントローラとGoogleストリートビューを使ってジョギングを疑似体験できる「Tokyo-Jogging」、デスクからコーヒーメーカーの状態監視をする「らぼかへ」など社外の開発者も注目を集めた。